ピアノの先生もちゃんと「経営」を学ぼう

マインドセット

ピアノ講師のyukaです!

声を大声にして言いますが、ピアノの先生も「経営」を学びましょう。

それはなぜか?

ピアノ教室もお金をいただくことで成り立つ、
立派なビジネス(事業)だからです。

ビジネスにはきれいごとなしです。

自分の教室はどれだけ利益が出ているか。

先生の経営力がそのまま反映します。

簡単に言うと、儲かっていれば良い経営者だし、儲かってなかったら、経営者失格ということです。

あなたはどちらになりたいですか?

なぜピアノの先生が経営を学ぶ必要があるのか

ピアノ教室を開くなら、それはピアノ教室を経営している、ということになります。

経営について何も知らないのに、ピアノ教室経営が最初からうまくいくと思いますか?

運よく生徒が集まって、流れに任せてうまくやっていっても、いざ生徒がたくさん減ったときや、出費が多く出たとき、経営者はどうすればいいと思いますか?

経営に関しての問題解決は、経験と知識が必要です。

経験が少ないのだから、経営の知識を得ておくことは必要不可欠ですよね。

勉強しながら経験を積むのです、ここは同時進行!

そもそも音楽大学まで進んでも経営について教わる機会は、大多数の人はほぼないはずです。

音大は音楽全般について学ぶべきところで、卒業してからのことについては全部自分次第。

でもこれって音大に限ったことではないのです。

他の大学も卒業した後の進路は、自分で選択し、自分で決めるのです。

で、とにもかくにも卒業してからが勝負です。

授業もテストもなくなるのだから、いわゆる「やらされてる」って所から解き放たれるということ。

だからこそ、自分から学ぶ姿勢を持っていない人はどんどん堕落していくし、どういう行動を心がけていくかで人生そのものにも差が生まれていくのです。

教室経営に悩んでいるピアノの先生はとても多い

残念ながら、生徒が集まらなくて教室経営で悩んでいる先生は年齢問わずたくさんいます。

ネット上にはピアノの先生の悩み相談がいっぱいあります^^;

そしてその原因の多くは、経営を勉強していないがために、解決できない問題なのです。

でも反対に、経営を勉強していれば解決できるもの、でもあるのです。

悩んでいる人の多くは、経営を勉強する必要性に気づかないままいるのです。

指導歴30年だと、なんやかんや30年間も悩み続けているってことです。

もうこれは、時間の無駄、人生を無駄には、してしまってます。

印象として経営をものすごく難しいものだ、と思い込んでいるケースが多いようです。

私もその1人でした。なんだか浮世離れしていて、自分とは関係ないものだと思ってました。

まず、難しく考えず、初歩からスタートすればよいだけです。

難しい専門用語ばかりからではなく、分かりやすくてシンプルな切り口から入ればいいんです。

算数を勉強するのだって、まず数字を覚えることからです。

英語だって、まずはアルファベットから覚えるでしょ。それと同じように、経営もまずは初級入門から入りましょう。

経営の第一歩、まずは「経費」について知ろう

まず、経費について理解するだけでも、ピアノ教室がどれだけ儲かっているかがなんとなくつかめます。なぜなら、

売上ー経費=利益

だからです!

売上とは、お客様に商品やサービスを提供したときにいただくお金。教室に入ってくるお金の総額です。

経費とは、ピアノ教室なら、楽譜、出席シール、ピアノ、先生のレッスン費など、ピアノ教室を行うためにかかった費用のこと。

 

では生徒20人のピアノ教室のケースで考えてみましょう。

〇〇ピアノ教室の7月の収益

生徒20人 お月謝7,000円

20人×7,000円=140,000円

この時点で、140,000円が売上になります。教室に入ってきたお金ですね。それでは使った経費も考慮して、7月の利益を出してみます。

経費

楽譜代 3,240円
出席シール 8,640円
先生のレッスン代 10,000円
レッスンに行く往復交通費 800円

経費の合計 22,680円

売上が140,000円に対して、使った経費は22,680円。

〇〇教室の7月の収益

(売上)140,000ー(経費)22,680円=117,320円

とうことで、7月の収益は117,320円ということ!

経費をどれだけ使うかで、収益も変わってきます。

経費の使い方に気をつけて、経営を意識しよう

まずは、売上ー経費=収益、このシンプルな経営の計算式を頭に入れて、自分はどれだけ経費を使っているか?を少し気をつけてみましょう。

生徒が増えれば売上も上がりますけど、使う経費も比例して多くなるものです。

生徒がまだ少なくて売上もないのにセミナーばっかり行くより、楽譜屋さんに行って、新しく出た教材をパラパラめくってみるだけでも新しい発見があるかも。

よくあるのがホームページを外注して何十万もつぎ込むケースも聞きます。

でもまず最初は、無料でできるものとかからスタートしても私は良いと思ってます。

ホームページなんて、今の時代自分で作る前提の無料ツールがいくつもあります。

パソコン操作が苦でなければ、数時間でホームページなんて作れちゃいます。

経費をケチれ!ってわけではないですよ。

ピアノ教室をやっていくために、使った経費がちゃんと今後の教室の成長に繋がっていくかどうか、が大切なんです。

そのためにも、まずはお金の使い方を工夫していきましょう。

ピアノ教室も、小さく生んで、大きく育てる!ピアノ教室を軌道に乗せたいのなら、まずは、等身大でできることからはじめてみましょう!

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