多くのピアノの先生が悩みに悩んでいる
振替レッスンについて
振替レッスンの要望が多くて困る・・・という言葉をよく耳にしますが、なぜ振替レッスンが
発生するかというと、原因があるからなんです。
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そもそも先生が振替レッスンを引き受けている
なぜ振替レッスンをすることになるかというと、先生が振替レッスンを引き受けているからに他なりません。
先生自身が、「振替をしません」と一言お断りすればそれまでの話なのです。
生徒がレッスンを休む理由は様々です。
体調を崩したり、突然怪我をしてしまったり、
学校行事だったり、冠婚葬祭だったり、
はたまたどこかへお出かけだったり(笑)
どんな理由で休もうと、振替レッスンをする対応をしているから先生の心が苦しくなるのです。
振替レッスンをするのか、しないのか
振替レッスンをするなら、どんな理由ならするのか
どんな理由ならしないのか
先生と生徒(保護者)の間で、振替条件が明確になっていないから、振替レッスンが多発してしまうのです。
この振替レッスン制度を作っているのは他ならない、先生自身です。
先生が振替レッスンを引き受けるから、「振替レッスンはレッスンを休むときにいつでも受けられるもの」という認識になってしまうのです。
教室規約で振替条件を明確にする
振替レッスン制度は、どういう理由で休んだときに受けられるものかどうか、
まずは先生の中で明確にすることが先です。
先生がすべて決めていいのです。というか決めなければいけません。
だって、先生が運営するピアノ教室なのですから。ルールは自分で作るんです。
決まってないから、お客様が決めることになってしまうのです。
規約を作ると嫌われると思っていませんか
よく耳にするのが
「規約ってなんだか堅苦しいイメージがつきそう」
「生徒が辞めてしまうのでは」
「規約が厳しい、と嫌われるのでは」
↑よく耳にします。
全部ベクトルが自分に向いてますね。
自分のイメージが悪くなるのが怖いのです。
まず、ルールのないところは無法地帯と化します。
そう、振替レッスンのオンパレード状態がそうです。
逆に、振替レッスンの条件が先生と生徒の間でしっかり認識されていたら、
どうなると思いますか?
教室規約があるとこんなにいいことがあります
・先生自身のレッスンスケジュールの見通しがスムーズになります
・生徒はレッスンにちゃんと行けるよう、自分を管理できる力が身につきます
・先生は安心して教室運営ができ、レッスン指導に力を注げるでしょう
・生徒も教室のルールに沿って安心してレッスンに通えます
↑いいことずくめですよ。
そして何よりは、
信頼してもらえます
教室に通うのに、どんなルールがあるのか?
まず保護者は知りたいはずです。
大切な子どもを通わせるのですから。
どんな先生で、どんな教室で、どんなルールの元で通えるのか
それを示すのが教室規約です。
この教室規約は、先生の教室に対する思いが色濃く反映されるでしょう。
まず、今、規約があるかどうか(汗)
残念ながら規約を作っていない教室が多いのが現状です。
どうやって作ればいいのかわからない
何を規約に入れたらいいか分からない
パソコン打ちが苦手
忙しくてなかなか作れない
理由は、多分だいたいこんなところだと思います。
あたらずとも遠からずでしょう。。
振替制度はだれが作り出したものでしょう
個人ピアノ教室に振替制度が存在するのは、
先生が作ったもなのです。
正確には、そうなってしまった。
振替を頼まれて、断りきれなくて、
あるいは頑張ってるから振替してあげたいという愛情(愛情じゃないけど)
生徒が休んだその時間も、先生はその生徒のためにレッスン時間として確保していた時間です。
でも生徒は休みました。
先生は空き時間になりました。
この時間を、「何もしていない時間」と先生自身が思っていませんか?
それは違います。
その、誤った認識をしていることが大問題です。
この時間はあくまで、生徒のために確保したレッスン枠なのです。
レッスンをしていなくても、それは変わりません。
生徒は先生のレッスンを受けるために、レッスン料を払ってレッスンに通うのです。
でもなんらかの理由で、自分の都合で休んでしまった。
その分のレッスンを受けたいなら、もう1度先生からレッスン時間を確保することになる。
これは追加料金が発生してもおかしくない状況なのです。
もし追加料金をいただかないなら、先生は
レッスンするはずだった時間 + 振替レッスンの時間
合計2回分のレッスン枠を1人の生徒に充てることになります。
これが、×人数になると、、、
これはもう大変なことになってしまいますね。
教室規約のメリット
この教室規約改定サポートを受けたくださった先生が
無事、生徒さんに新しい規約を配布されたそう。
反応は・・・・・・
新しい規約を見て感動された
むしろ今までの対応を労ってくれた
遅刻が多い生徒は通いやすいレッスン時間に変更願いを出してくれた
雇っている先生がとても喜んだ(振替しまくってて大変だったから)
お月謝はむしろあげたほうがいいと思っていたと言われた
分かりやすくてありがたい
他にもたくさんありがたいコメントをいただいたそうです。
わたしが規約を改定した時も同じようなことが起きました。
他ならない、生徒と保護者との信頼関係がちゃんとある先生なら
規約を変更したところでトラブルになることはまずないのです。
どうしても自分では解決できそうにない先生には、こちらのステップメールをオススメします。
【言いたいことが言えないピアノの先生が教室の問題点と自分の本音に向き合う5つの質問】
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