ワンルーム投資における最大の敵は空室。ワンルーム投資はローンを組んで物件を購入し、入居者の家賃収入を原資にローン返済することになりますが、空室により家賃収入が途絶えても毎月のローン返済は必ず発生します。退去は入居者の方の都合によるため、空室の発生は避けられませんが、この空室期間を如何に短くするか、ズバリ人が集まる場所を選ぶことが重要です。
人が集まる立地が大事：東京で不動産投資をする魅力について
空室率を下げるために最も重要なのは立地。便利な場所に人が集まり、人が集まると都市の活性化に繋がりインフラ整備が進む。インフラ整備により都市の魅力が高まり更に人が集まるので自ずと空室リスクが下がる。同時に不動産価値の上昇に繋がり、賃料の上昇にも繋がる。以下は2024年1月31日の読売新聞の記事ですが、コロナ禍によりリモートワークが増え、一時的に東京圏への転入がマイナスとなりましたが、2022年以降は再びプラス圏に。2023年の東京都の転入超過68,285人のうち実に53,899人が東京23区への転入となっています。
不動産投資を行うならば東京、その中でも特に23区を中心に考えるべきだと思います。
では、東京の将来の人口動態はどうかというと、興味深いデータがあります。以下の表によると、2002年の推計では2015年頃に人口のピーク（1,247万人）を迎えることが予測されていましたが、時間の経過と共に予測が上方修正され、最新の2023年の推計では2040年頃にピーク（1,450万人）を迎えると予測されています。日本は2006年頃に人口のピークを迎え人口減時代に突入しましたが、東京、特に23区は今後も安定的な人口増加が見込まれています。
