ピアノ講師のyukaです。
この記事は、お月謝の滞納についての見解と、その対策についてです。
現在もレッスン代はお月謝袋で、というピアノ教室は多いです。
中にはお月謝が1ヶ月、2ヶ月の滞納が起こることも珍しくありません。
でも、できるだけ最小限にとどめたり、事前策を立てておくことでかなり改善するものでもあるのです。
まずは、なぜ滞納が起こるのか?を知ることで解決にぐっと近づきますよ!
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お月謝の滞納をそのままにしているのはピアノの先生
お月謝の滞納・・・・なぜ起こるのか?
よくあるのが、先生が放っておいているというのがあります。
そう、滞納に気づいていても放置しているのが、先生自身ってことです。
本末転倒ですねw
でも、こういうパターンとても多いのではないでしょうか。
~ピアノの先生の心の中~
・いつか払ってくださるだろう、と思ってそのままにしている。
・お金のことだからなかなか言い出せない。
↑だいたいこんなところではないでしょうかね???
お気持ちはよく分かります。
私も昔、同じように思ってたことがありますから。
ピアノの先生は、ピアノが!生徒が!レッスンが!とってもとっても大好き。
お金なんて二の次!・・・・って方が多い業界でもあります(多分)
好きなことを仕事にしている代表格ですから、教えることに集中したいですよね。
でも、だからこそお月謝の滞納が起こらないよう事前策を取っておくべきではないでしょうか。
お月謝のことについてちゃんと説明しましたか?
お月謝を支払う期日がいつなのか。
まずこれがちゃんと保護者に伝わっていることが重要です。
どういう方法で伝えればよいかというと、口頭で伝える、文章で伝える、この2つです。
口頭だと、例えば
・体験レッスンの時、お月謝の納入についての説明の時間を作る。
・入会後レッスンの案内メールをするとき、もう1度説明する。
・教室規約にお月謝の支払期日を分かりやすく明記する。
これだけでも3度、相手に伝えていることになるのです。
教室規約にあると、文章で記録に残りますから、あとからお互い確認もできます。
教室規約がないお教室は早急に作成することをおすすめします。
規約がないお教室、多いんですよね~。
お月謝の管理もピアノ講師の仕事の1つ
期日にちゃんとお月謝を領収することも先生の仕事の1つです。
会社でいうと、経理の人がこの仕事をやってます。
私も企業で働いていたことがあって、経理の仕事もしてました。
支払いが未納の取引先には電話で催促することとかもありましたよ。振り込み手数料がかかるからまとめて払いたいって相手側が交渉してきましたけど(笑)
先生が滞納について言及できないでいると、この問題はずっと続きます。
未納のお月謝を先生が請求することは、悪いことでしょうか?
代金をいただかないままレッスンをしている先生もまた、どうでしょうか?
何が正しいのか見失っていませんか?
生徒は分からないので、レッスンに来ますよね。お月謝をもらってないからといって家に帰すのもかわいそうですし、だったら来週に持ってきてもらおうってなりますよね。
用はその繰り返しが起こっている、ということです。繰り返すことでそのまま数ヶ月たってしまうのです。
「伝える」ことが信頼に繋がる
お金のことって、言いにくいと思っている先生は多いでしょう。
でも、言いにくいからこそちゃんと伝えましょう。(メールでも良いかと!)
これからも長く関係が続くであろう相手とは
「伝える」ということから逃げてはいけないのです。
そりゃ人って、うっかり忘れてしまうことってありますよ。
忙しくしていると、レッスン日までにお月謝が用意できなかったりすることもあると思うのです。
たまたまレッスンをお休みして翌週になることだってよくあることですし。
そういう場合は仕方ないですけど、残念ながら遅れがちになる方はどうしてもいらっしゃいます。
だから、いついつまでに未納が続いたら、どういう手段で連絡するか、どのように伝えるのか、自分の中で決めておきましょう。
円滑な教室運営を目指して、先生も努力しよう
お金のこと、多くのピアノの先生の中で「タブー視」されてるように思います。
お金をいただくのが申し訳ない、お月謝を高くできないなどお金について悩みが尽きない人が多いです。
お金への苦手意識が発動してしまっているんです。
でもね、あなたが苦手だからっていうのは、仕事に影響してはいけないし、お客様には全く関係ないことです。
できるだけ期日にお月謝を受け取る努力は先生側もするべき!
だからこそルールとして規約にちゃんと記載すること、入会前、入会後もきちんと説明する場を作ること。
未納の状態が続くなら、相手側の気持ちも十分配慮した上で、近日中にお支払いくださるよう伝えること。
これだけでもずいぶん改善されるものですよ^^
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