アットホームが2026年5月27日に公表した「全国主要都市の賃貸マンション・アパート募集家賃動向(2026年4月)」によると、東京23区のシングル向き(30㎡以下)マンション家賃は112,585円で、23カ月連続の最高値更新となりました。
また、首都圏5エリアすべてで前年同月比プラスとなり、家賃上昇トレンドは依然として強い状態が続いています。
引用元:全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向(2026年4月)(PDF)|市場動向の調査データ|アットホーム株式会社
引用:「マンションは、ファミリー向きが8カ月連続して全エリアで前年同月を上回る。シングル向きでは東京23区が23カ月連続…最高値を更新。」
1. 2026年4月の家賃動向まとめ(全国)
マンション(30㎡以下)
- 東京23区:112,585円(+12.6%)※最高値更新
- 大阪市:73,197円(+8.9%)※最高値更新
- 福岡市:65,954円(+14.3%)※上昇率1位
全国的にシングル向きマンションは強い上昇基調。 特に福岡市は前年比+14.3%と突出した伸び。
アパート(30㎡以下)
- 東京23区:74,666円(+11.3%)※最高値更新
- 札幌市:41,757円(+23.9%)※上昇率1位
- 福岡市:51,200円(+16.5%)
アパートは札幌市の上昇が異常値に近いレベルで継続。
2. 東京23区の家賃動向(2026年4月)
マンション
| 面積帯 | 平均家賃 | 前月比 | 前年同月比 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 30㎡以下 | 112,585円 | +0.6% | +12.6% | 23カ月連続 最高値 |
| 30–50㎡ | 180,237円 | +0.6% | +9.3% | 11カ月連続 最高値 |
| 50–70㎡ | 254,995円 | +0.6% | +5.8% | — |
| 70㎡超 | 407,592円 | +0.5% | +9.0% | — |
引用: 「シングル向き・カップル向きは2015年1月以降最高値となった。」
単身者向け(30㎡以下)・カップル向け(30ー50㎡)の上昇が特に強い。
50㎡未満の需要が高止まりしていることが明確。
アパート
| 面積帯 | 平均家賃 | 前月比 | 前年同月比 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 30㎡以下 | 74,666円 | +1.6% | +11.3% | 12カ月連続 最高値 |
| 30–50㎡ | 127,077円 | +0.9% | +10.9% | 8カ月連続 最高値 |
| 50–70㎡ | 174,935円 | +1.0% | +10.1% | 最高値 更新 |
アパートも全面的に上昇。 特に単身者向けの上昇率が高い。
3. 首都圏4県の家賃動向(マンション)
東京都下
- シングル向き:64,718円(+8.3%)※最高値
- カップル向き:101,267円(+8.0%)※最高値
- ファミリー向き:140,977円(+10.6%)
神奈川県
- シングル向き:78,754円(+11.6%)※最高値
- カップル向き:111,208円(+8.3%)※最高値
- ファミリー向き:142,225円(+5.7%)
埼玉県
- シングル向き:68,068円(+6.4%)
- カップル向き:94,340円(+8.9%)
- ファミリー向き:119,230円(+3.4%)
千葉県
- シングル向き:76,315円(+9.2%)※最高値
- カップル向き:95,246円(+5.3%)※最高値
- ファミリー向き:127,472円(+10.2%)
首都圏5エリアすべてで前年同月比プラス。 特に神奈川・千葉のシングル向きの伸びが大きい。
4. 全国主要都市の注目ポイント
福岡市:全体的に強烈な上昇
- マンション50〜70㎡:139,586円(+15.4%)
- アパート30㎡以下:51,200円(+16.5%)
福岡は全エリアで上昇率トップクラス。
札幌市:アパートの急騰が継続
- アパート30㎡以下:41,757円(+23.9%)
供給不足が顕著。
大阪市:マンション全帯で最高値更新
- シングル向き:73,197円(+8.9%)
- ファミリー向き:168,576円(+13.7%)
5. 2026年4月の総括
2026年4月の家賃動向は、東京23区を中心に単身者向けの需要が非常に強いことが再確認できる結果となりました。
- 東京23区はマンション・アパートともに1年〜2年単位での連続最高値更新
- 神奈川・千葉もシングル向きが強い
- 大阪・福岡は都市圏としての人口流入が継続し、家賃上昇が顕著
特に投資家にとって重要なのは、
✔ 30㎡以下の家賃上昇が全国的に続いている
✔ 50㎡未満の「単身〜カップル向き」が最も需給がタイト
✔ 東京23区は今後も家賃下落の兆しが見えない
という3点。
ワンルーム投資の出口戦略において、家賃上昇は売却価格の下支え要因となるため、2026年も強気の市況が続く可能性が高いといえます。
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