2026年9月|首都圏の家賃動向レポート(アットホーム家賃動向)

首都圏ワンルームの家賃相場を毎月更新 家賃データベース
首都圏ワンルームの家賃相場を毎月更新

2026年9月の首都圏(東京23区・東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県)の賃貸マンション・アパートの募集家賃は、前年同月比で広く上昇しました。

マンションは首都圏5エリアすべてで全ての面積帯が前年同月比プラスとなり、アパートもシングル向きを中心に過去最高値の更新が続いています。特に東京23区のアパート・シングル向きは17カ月連続で最高値を更新しており、引き続き賃貸需要の強さが確認できる結果となりました。

本記事では、アットホームが公表した「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向(2026年9月)」をもとに首都圏5エリアの家賃変動を解説します。

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面積帯の定義(アットホーム家賃動向)

アットホームの家賃動向では、物件の専有面積に応じて以下の4区分で分類しています。

  • シングル向き:30㎡以下
  • カップル向き:30〜50㎡以下
  • ファミリー向き:50〜70㎡以下
  • 大型ファミリー向き:70㎡超

今月のまとめ(2026年9月)

  • マンションは首都圏5エリアすべてで前年同月比プラス。東京23区ではシングル向き・ファミリー向き・大型ファミリー向きが最高値を更新。
  • アパートはシングル向きが7カ月連続で全エリア前年同月比プラス。東京23区のシングル向きは17カ月連続で最高値更新。
  • 東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県でも最高値更新が継続。首都圏全域で家賃上昇トレンドが続いています。

東京23区の家賃動向

マンション

  • シングル向き:114,460円(前月比 +0.1%、前年比 +9.7%)※最高値
  • カップル向き:185,109円(前月比 -0.1%、前年比 +8.7%)
  • ファミリー向き:264,597円(前月比 +0.4%、前年比 +6.7%)※最高値
  • 大型ファミリー向き:426,822円(前月比 +0.8%、前年比 +8.6%)※最高値

アパート

  • シングル向き:77,920円(前月比 +0.6%、前年比 +11.4%)※最高値
  • カップル向き:129,756円(前月比 +0.8%、前年比 +9.5%)※最高値
  • ファミリー向き:180,031円(前月比 +0.1%、前年比 +8.7%)※最高値

東京23区では、マンション・アパートともに高水準を維持しています。特にアパートのシングル向きは17カ月連続の最高値更新となり、単身者向け住戸の需要の強さが継続しています。

東京都下の家賃動向

マンション

  • シングル向き:68,802円(前月比 +0.6%、前年比 +12.1%)※最高値
  • カップル向き:105,759円(前月比 +0.2%、前年比 +14.3%)※最高値
  • ファミリー向き:145,338円(前月比 +0.3%、前年比 +9.2%)※最高値
  • 大型ファミリー向き:206,627円(前月比 +2.2%、前年比 +7.4%)

アパート

  • シングル向き:63,224円(前月比 +1.1%、前年比 +14.2%)※最高値
  • カップル向き:90,640円(前月比 +0.6%、前年比 +7.3%)※最高値
  • ファミリー向き:122,134円(前月比 +0.5%、前年比 +10.7%)※最高値

東京都下は引き続き強い上昇基調です。マンション・アパートともに主要面積帯で最高値更新が続いています。

神奈川県の家賃動向

マンション

  • シングル向き:83,161円(前月比 +0.7%、前年比 +12.9%)※最高値
  • カップル向き:111,796円(前月比 -0.3%、前年比 +9.7%)
  • ファミリー向き:144,681円(前月比 +0.4%、前年比 +6.9%)※最高値
  • 大型ファミリー向き:211,962円(前月比 ±0.0%、前年比 +4.0%)

アパート

  • シングル向き:64,679円(前月比 +0.8%、前年比 +10.5%)※最高値
  • カップル向き:88,162円(前月比 +0.8%、前年比 +9.8%)※最高値
  • ファミリー向き:110,461円(前月比 +0.8%、前年比 +8.3%)※最高値

神奈川県ではアパートが全面積帯で上昇し、最高値更新も継続しています。横浜・川崎エリアを中心とした賃貸需要の底堅さがうかがえます。

埼玉県の家賃動向

マンション

  • シングル向き:73,078円(前月比 +0.6%、前年比 +9.6%)※最高値
  • カップル向き:95,238円(前月比 +0.2%、前年比 +6.2%)※最高値
  • ファミリー向き:121,095円(前月比 -0.5%、前年比 +4.8%)
  • 大型ファミリー向き:168,115円(前月比 +0.1%、前年比 +2.0%)※最高値

アパート

  • シングル向き:65,861円(前月比 +0.5%、前年比 +14.4%)※最高値
  • カップル向き:77,551円(前月比 +1.2%、前年比 +5.4%)※最高値
  • ファミリー向き:96,653円(前月比 -0.1%、前年比 +7.6%)

埼玉県はシングル向きアパートの前年比上昇率が14.4%と高水準を維持しています。単身者需要の強さが家賃上昇をけん引しています。

千葉県の家賃動向

マンション

  • シングル向き:77,356円(前月比 +0.5%、前年比 +9.3%)※最高値
  • カップル向き:96,018円(前月比 +0.8%、前年比 +7.3%)※最高値
  • ファミリー向き:127,035円(前月比 -0.6%、前年比 +8.2%)
  • 大型ファミリー向き:161,889円(前月比 -1.0%、前年比 +0.1%)

アパート

  • シングル向き:64,179円(前月比 +1.0%、前年比 +13.4%)※最高値
  • カップル向き:75,590円(前月比 +1.9%、前年比 +6.8%)※最高値
  • ファミリー向き:96,724円(前月比 -0.2%、前年比 +7.5%)

千葉県ではシングル向き・カップル向きで最高値更新が続いています。一方でファミリー向きや大型ファミリー向きでは一部調整も見られ、面積帯による差が出始めています。

総括:2026年9月の家賃動向のポイント

2026年9月は、首都圏の多くのエリアで家賃上昇が続き、マンション・アパートともに複数の面積帯で最高値を更新しました。

特に東京23区・東京都下・神奈川県・埼玉県では、単身者向け住戸の上昇が顕著で、賃貸需要の強さが継続しています。

一方で、東京23区マンションのカップル向きや千葉県の大型ファミリー向きなど、一部では前月比で下落が見られ、面積帯ごとの需給差が徐々に表れ始めている点にも注目です。

ワンルーム投資家にとっては引き続き追い風となる市場環境が続いており、空室募集時や更新時には周辺相場の確認と適正賃料の見直しを行う価値があるでしょう。

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