【借換事例4】練馬区沼袋|担保評価不足でも年間+8.5万円の改善に成功

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借換事例 リカバリー(改善)

2013年に購入した練馬区沼袋駅徒歩13分の物件を2025年に借換した事例です。今回の借換では、金利低下返済期間の再設定 により、年間収支が大きく改善しました。

ただし、担保評価が残債を下回ったため、他の借換事例とは異なり、一部を無担保ローンで組み直す必要があった点 が特徴です。

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借換で改善した2つのポイント

金利差による返済額の圧縮

借換前の金利は 2.686%。借換後は

  • 担保ローン:2.350%
  • 無担保ローン:2.525%

と、いずれも金利が低下し、返済額が軽くなりました。

返済期間の再設定で月々の負担を調整

購入から12年が経過していたため、借換前の残存期間は 23年。借換後は以下の2本立てに再構成されました。

  • 担保ローン:32年
  • 無担保ローン:20年

本来であれば、返済期間を長く取るほど返済額は下がるため、32年で一本化したかったところですが、担保評価が残債を下回ったため210万円を無担保ローンに分離する必要がありました。

借換前後の比較

以下の図は、借換前後の収支・金利・返済期間の変化をまとめたものです。

借換の結果

年間収支が大幅改善

購入当初(新築時)は 年間▲12.7万円 の赤字でした。その後12年間で 元金を約500万円返済 しており、借換時点の残債は1,366万円。借換後は、諸費用が上乗せされつつも借入総額は 1,440万円 に抑えられています。

借換により、年間▲12.7万円 → ▲4.2万円(+8.5万円改善)まで改善しました。

無担保ローン210万円については、今後繰上返済を検討中です。

返済比率も改善

返済比率(ローン返済額 ÷ 家賃収入)は、不動産投資の安全性を測る重要指標です。

  • 借換前:107%(63,863円 ÷ 59,500円)
    → 家賃収入だけではローン返済を賄えず、ローン返済だけで赤字になる状態
  • 借換後:95%(56,754円 ÷ 59,500円)
    → ローン返済は家賃収入でカバーできる水準に改善。ただし、管理費・修繕積立金(6,220円)までは賄えないため、最終的な月間収支は▲3,474円の赤字

借換により返済比率は改善したものの、「返済は回るが、運営コストまではカバーできない」という予断を許さない状態です。

他の借換事例との比較:改善幅が控えめな理由

今回の沼袋物件(2013年購入)は、以下の物件と比べると改善幅が控えめです。

  • 目黒区・学芸大学(2012年購入):+36.8万円
  • 練馬区・上石神井(2012年購入):+20.8万円
  • 目黒区・洗足(2018年購入)  :+16.7万円

理由は次の通りです。

  • 担保評価が残債を下回り、金利の高い無担保ローンが必要になった
  • 返済期間を一本化できず、返済額の圧縮効果が限定的
  • サブリースにより家賃水準が抑えられている

それでも、年間+8.5万円の改善 は十分に意味があります。

参考記事不動産投資ローン借換シミュレーション|金利・返済額・CFを一発比較

今後の対応

今回の借換により、赤字幅が年間▲12.7万円 → ▲4.2万円まで大きく縮小したため、今後は月々収支の黒字化と自己資金を追加投入せずとも安定運用できる基準である返済比率60%以下を目指しながら、より安定した運用を目指していくフェーズに入ります。

そのためには、

  • 無担保ローン210万円の繰上返済
  • サブリース条件・家賃水準の見直し

といった打ち手を、中長期的に検討していくことになります。

次の記事【繰上返済事例1】練馬区・沼袋|借換→繰上返済で年間+21.9万円改善

参考記事ワンルーム投資の本当のゴールは「返済比率60%以下」

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【借換事例1】目黒区学芸大学|金利引き下げと期間延長で年間+34万円の黒字化に成功
【借換事例2】練馬区上石神井|金利引き下げと期間延長で年間+16.4万円の黒字化に成功
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【借換事例4】練馬区沼袋|担保評価不足でも年間+8.5万円の改善に成功
【借換事例5】武蔵野市三鷹台|担保評価不足で収支改善は限定的も、元本返済は増加

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